

台風13号の影響で、ややハードな千葉外房。

クリーンな海面を求めて今週の火曜日も移動。

大島がはっきりと見え、さらに左には利島、右手には伊豆半島が見える良い天気に風はオフショア。

サイズはコシハラたまにムネ。
温水プールのような暖かさと、素晴らしい透明度の海水。

景色の綺麗な南房総の海岸線。


今日はウエットスーツの貼り合わせと縫い合わせ過程のご紹介です。

ボンドを塗り終えたパーツは、パズルをくみ上げるように裁断面を張り合わせていきます。

手作業で張りあわせたパーツにエアーニッパーでさらに強い圧力をかけ、強度を出していきます。

股マチパーツが立体的に出来上がったところ。

張り合わせがが終わると、次は工業用ミシンを使っての縫い合わせになり、最終工程です。

日本のウエットスーツ造りに必ず必要なすくい縫いのミシン。

家庭用の針が縦に動くタイプと違い、ウエットスーツ用はU字に曲がった針が横方向に動きながら縫って行きます。
2mm~5㎜厚の生地を裏側に貫通させずに、すくいあげて縫っていく技術はとても難しく、職人技です。

とても安い値段で販売されているウエットスーツは、前の工程のボンドでの張り合わせが無く、その為パーツを繋ぐ縫い合わせも、針が裏地まで貫通した縫い方をしています。
それにより全身の縫い目からは海水が浸入して、あっという間に体を冷やしてしまいます。
日本のウエットスーツのパーツの張り合わせと、すくい縫いの技術は世界一です。

長い経験を持つ、工場長の青木さん。


今季のウエットスーツの説明とモデル紹介に来てくれた、工場長の青木さんとウエストスーツ代表の岡田修平さん。
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