
サイズ大きく、サーフィンの厳しい状態。

朝は雨。

ファクトリーツアー

今回のツアーの目的は世界最大のサーフボード工場の訪問と、ニューモデルのチェック。

一階のロビーには今季の新しいモデルと、現在テスト中のモデルが並び

ゼネラルマネージャーのスコットアンダーソンとリーダーシェイパーのマイクアンドリューがそれぞれのボードを解説。
マイクの他に数名いるシェイパーは常にアルメリックとコミュニケートを取っていて、シャドーシェイパーという存在ではなく、メインに新しいモデルをトップ選手と開発してる立場。
そんなシェイパー達や選手の意見を聞き、長年の経験でアイデアをだしていくのが、現在のアルメリック氏のシェイプだけでなく、シェイプデザイナーとしての役目。

マイクが手にするチーズスティックもそうですが、最近のサーフボードの傾向は、プロ選手も含めみんなが1~2インチ短くしていて、そのぶん1/4~1/8インチ幅を広くとり、従来のボリュームはそのままに短くしてるところ。

夏前に発売予定のneck beardもマイクとデーンの開発で、
春に発売のwarpはショーントムソンとマイクが時間をかけて作った、おじさんサーファーを元気にする自信作だそうです。
今季ニューモデルの詳細は、以前の僕のブログでご紹介してるのでここでは省略します。
ベンチュラにて全てのニューモデルを試乗してますので、お店にて是非聞いてください。
お渡しできるカタログも届いています。

ケリースレーターが自身のボードセミプロを全てデザインしたように、プロダクトルームには膨大な過去のボードデータがあり、PCを使い、アルメリック氏だけでなく優秀な選手やシェイパーが新たなモデルを造り出せるようになっていて、今後も沢山のサーフィンが楽しくなるモデルが登場するようです。

マイクが持っているのも現在テスト中のもので、一つのモデルが発売になるまでには、10本前後の試作をテストして完成させます。

デッキがかなりフラットになっています。




契約選手はもちろん、それ以外の選手からも3~4本単位で入ってくるカスタムオーダー。


2008年はビスケット、2009年はプルトン、2010年はダンプスターダイバーと3年連続で獲得した、サーフボードオブザイヤー。

ほとんどの選手が使っているTEAM LIGHT仕上げ。
ノーマルな仕上げはULTRA LIGHT使用で、デッキ面2層のボトム1層のクロスを使用。
TEAM LIGHTはデッキにSクロスを使い1層、ボトムも1層巻き。
これで出来上がったサーフボードのしなり具合というのは最高らしく、僕もまだ乗ったことがありませんが、是非乗っていただきたい仕上がりになるそうです。
壊れやすいので、お小遣いにゆとりがある時の方が良さそうです。