
台風上陸後、強い南風が吹き荒れた海。

まだサーフィンは厳しい千葉外房。

一年を通して楽しめるスポーツのサーフィン。
四季のある日本でのサーフィンに必ず必要なウエットスーツ。
このウエットスーツ購入で、どなたも重要視するのが、価格、保温性、耐久性、デザインなど。
写真の冬用5/3ラバーのフルスーツは、昨年の冬と今年の冬の2シーズンを僕が使った物。
(毎冬、お正月までは3/3mmラバーのフルスーツを使っているので、実際に使っているのは、1月~5月のゴールデンウイークまでの4ヵ月半。)
僕が使用しているウエストスーツは保温性と耐久性にとても評判が良く、他社メーカーのウエットスーツから変えた方の耐久性に対してはとても良い評価をしていただけます。

いくつかのパーツを貼りあわせて作られているウエットスーツ。
常に動かしている腕の付け根から脇の下パーツなどは、ボンドの剥がれや劣化が目立ちやすい部分ですが、まったくそのような部分はありません。

これはモモラインの部分になり、着る時に毎回引っ張り上げでストレスがかかり、異なった3種の素材が連結してる場所になりますが、ここでも全くボンド剥がれや糸のほつれなどを見ることはありません。

2シーズン使ったノージップタイプのウエットスーツで劣化が見られたのは、脱着で毎回大きく広げるネック部分のラバーのひび割れでした。
僕は神経質ですが、ウエットスーツを洗ったり、シャンプーや柔軟剤を使った事は一度も無く、海上がりにお湯を浴びてウエットスーツにも少しかけて毎回終わり、数日干しっぱなしというタイプですが、この程度の劣化なら合格点でしょう。
2回目の冬が終わり水温が上がって来た時に、このウエットスーツは限界になっていたわけではなく、着心地や保温力には全く問題が無く、海水の浸入もほぼないので3シーズン目も修理なく使うことができる状態でした。
ゴムの柔軟性は出来上がったころに比べれば当然多少落ちていますが、問題無いレベルです。

脱着で毎回大きく広げて、全身の入り口になるネック開口部パーツも裂けたり壊れてる部分はありません。
出来上がったばかりのウエットスーツは、どのメーカーも柔らかくどれも良さそうですが、一年二年と使用した後に技術の違いが出てきます。
使用頻度や扱い方で違いはありますが、良い素材を使い、技術のある職人が丁寧に作り上げた物は着心地が良く、高耐久なウエットスーツになります。